本日、山田工房より「優しそうなサキュバスに意地悪く徹底的に搾られる音声」が発売されました。新米のハンターである主人公は、サキュバスを討滅しに彼女らの巣へ向かう。踏み込んだ先にいたサキュバスは、主人公が想像していたものと違い、謙虚な振る舞いを見せる。「お願いします！　どうか、見逃していただけないでしょうか？もちろん、タダでとは言いません。ハンターさんに、ご奉仕致します」優しそうなサキュバスの懇願。そ...

最近、家にこもってシナリオ執筆ばかりしていた僕ですが、外界に飛び出して働き始めました。来年に入社する予定の会社、その店舗でアルバイトとして経験を積むためです。常々、働きたくないと考えていた僕です。疲れるし、その内容だって清掃ばかり。かといって先の仕事が、自分に務まるものなのか。不安に駆られる毎日です。正直言って、早くも辞めたい。でも他にいいとこ無いし……。まあ何事も挑戦です。出来ないなら辞めて転職す...

　耳の奥を揺さぶる、むったんの重低音。指に馴染んだ弦を弾いて、私は『音』を奏でる。　一つだけじゃダメだ。周りがリズムを作り、そこに様々な音が組み合わさって、調和したものが『音楽』となる。　……でも、違う。私の求めていた音楽とは、何かが。　唯先輩たちの卒業後、部長となった私の許に、新入部員がやって来た。今や私――中野梓は『わかばガールズ』の皆を取りまとめる存在だ。　そんな大役が私なんかに務まるのか。正直...