タイトル通りです。なぜか新作完成してから一週間足らず、実質数日ほどで出来ちゃいました。
今までは長編一本書いたら一カ月くらい燃え尽きて。その後一カ月くらいかけてプロット、という流れが常でした。

その法則が、破られてしまった。自分でも何が何だか分かりません。

もう一年くらい長編は書いていなくて。書き上がったら「また書きたい！」と、これまで封じ込めていた執筆欲が湧き上がってしまったのでしょうか。

前作は異世界モノ。これは正直に言うと、安全策なのです。出来るだけ下読みの壁を突破しようという。流行に乗ろうという。ではそのキャラクターやストーリーはどうだったか。テンプレなのかと。

断じて違います。試行錯誤し、流行＋安定性＝王道の物語に、独自のアイディアを盛り込みました。
しかしその結果、他の作品と比べて「ここが突出してすごい！」というような点は薄れてしまったと思います。

何て言うか、これぞラノベ！　みたいな。その分、安定してはいるんですけどね。

あと、異世界成分が苦労しました。ここが最大のポイントで、減点されるところかなあと。
世界観がね、正直にいえばダメでした。異世界ものというか、ファンタジー書いたの初めてで。
もう今まで学園モノ書いて来たからね。ここが一番、不安に思っています。

なので次は学園モノにしようと思っていました。シナリオは前から考えてあった「何となくの案」を下地に、ゴアのEDを聴いて思いついちゃいました。さらに煮詰めていってプロットを形作り……ついさっき完成。

なんか、もうこれやばい。前作はあるテーマ、というか題材を中心に書いていたから色々と制約もあって大変だったけど。

これもうやばい。やばい。なんで数十年生きてきてこの話を思いつかなかったんだと思った。

色々と矛盾とか、難しい点もあるかもしれないけど。これはシナリオに全て注いでいる、そんな作品です。前作では薄れてしまった僕の個性が余すところなく注ぎ込まれている、集大成のようなお話になりそう。もはや起承転結ですらぶち壊す。

これがもし巧く書けたら、もうめっちゃ自信ついちゃいます。破綻したら僕の実力不足です。悲しみ。

だけど諦めず、この「妄想」を形にしてみようと思います。二作応募を目指して、頑張ります！　ぶい！